2016年3月2日水曜日

メンターからのキャリアについてのありがたいアドバイス

2014年10月9日 5:13
今日、ボースから、迷える子羊たち(ボースのところに来ている学生やらポス毒etc.)にありがたいお話があった。
話を聞いていて、こりゃいいこと言っているなーと思った(←偉そうですねw)ので、せっかくなのでシェア。

実は私もいつも以下のようなことを考えています。
話を聞いていて、私の人生の哲学はまさにこれだなーと話を聞いていて思いました。 
その”私の哲学”を、他者にわかりやすく体系的に説明すると以下のような説明になるんだなーと聞いていて思いました。
やっぱボースはすごいな。勉強になりました。

【以下メモ】

人生は短い。
面白いと思えることをやれ、つまらないと思うことはやるな。
若いころはそれが何なのか見つけ出すのは難しいこともあるので、同僚や友人や配偶者などといろんな人とたくさん話をして、自分が何を面白いと思うかを見つけ出せ。

大英帝国系列には、たくさん話をする文化が組み込まれている。
NZ(ボスの育ったところ)含めてイギリスの文化では、上記のような「人と話をする機会」が最低1日3回ある。
1)午前tea time、2)ランチ、3)午後tea time
1と3は最低30分、2は最低1時間なので、最低でも1日当たり2時間話をする。これをやっていない人はむしろ変人扱いされる。
研究のアイディアもここから生まれる事もたくさんある。


キャリア・研究のアイディアは、「鞘どり」"Arbitrage"をせよ。
「鞘どり」"Arbitrage"とは、要するに商社がやっていることな気がするが、A(商品)を安く買えるB(場所)で購入し、A(商品)が高く売れるC(Bとは別の場所)で売って利益を上げることだ。

また、競争激しいところには入っていくな。疲れるだけだ。
誰もいないところにいくのだ。
人がたくさん金(きん)を掘っているところに行ってもしょうがないでしょ。それと同じだ。

研究でいえば、「超新発見」をするのは非常に難しい(運も必要でしょう)。
しかし他分野の知見を他の分野に使うと新しいフィールドができることはよくあり、また「超新発見」をするほどは難しくない(←つぼ:とはいうけど、これをするには既存分野の広い理解があり、そのうえで他の分野の理解も必要で、言うほど楽ではないと思いますが・・・)。
そうやって自分の「新天地」を作り上げる。
そういうことを自分の興味が持てる分野でやるのだ。
そうじゃないところ、つまり既存の競争激しい分野や、新しくても興味が無いところには突っ込むな。

以上のことを毎日考えましょう。
1日の終わり、1週間の終わりに、その日に、その週に自分が何をやってきたかを”瞑想”して振り返ってみましょう。


【メモおわり】

ちなみに私にとってのFBは、virtual tea time だと思っています。
人によっては私のFBを「遊んでいる」と思っている人もいるかもしれませんが、それは「tea timeしている英国人」を非難しているようなものですので、的外れな非難ですw


ちなみに自身の鞘どりは、、、、

ふふふ、秘密です。
書こうかと思ったけど、やっぱりやめておきます。
興味ある人はoff lineで一緒に話をしましょう(笑)


追記:ボースのコメントにはありませんでしたが、個人的には上記の考察に、さらに「勤務地(居住地)」の軸が加わるかなと思いました。
住むところは大切です。なんせその周辺の環境(人々、物理的環境、文化など)は、自身の力では変えることはできないですからねー。

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