2015年12月11日金曜日

日本の在宅診療

日本の在宅診療

2014年10月24日記載

前・ボストン市長のがん治療中止の記事に関連した在宅死亡の記事から、日本の在宅について調べてのでついでにメモ。
http://www.boston.com/health/2014/10/24/why-cancer-patients-like-menino-stop-treatment/nsz5lXzq2Z34IbdiMEX1AK/story.html

まず基本的な日本の「在宅医療の最新の動向」@厚労省資料
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/zaitaku/dl/h24_0711_01.pdf
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/tdfk01-02.pdf
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth5.html


都道府県別の在宅死亡割合がある資料
http://www.nikkei-rim.net/glocal/glocal_pdf/105PDF/105data.pdf
予想に反してわが地元新潟県が14.6%で同率第2位と在宅看取りが多い県らしい。

上記には、北海道が在宅死亡割合が低いことを問題視するような記述があるが、人口密度が違い過ぎるわけで、個人的にはナンセンスだと思う。
在宅は基本民間経営なわけで、人口密度が高い方が、医療提供側としては効率が良いわけで、参入しやすい。
そして高齢者人口の割に相対的に人口当たりのベッド数が少ないところは今後のニーズが期待できる→それが最近の関東での若手Dr.も含めた(複数医師による)在宅サービス展開増加の動きの要因。
逆に言えば、1)人口密度が小さな過疎地域、2)すでに高齢化のピークを迎えているところ、3)入院ベッドがたくさんある、ところは、在宅診療の効率が悪く、またそのニーズが小さく&今後のニーズ増加も期待できない、


 二木立氏の論文
http://dl.med.or.jp/dl-med/nichikara/isei/isei2014_3.pdf
「在 宅は常に安上がりというわけではない。特に重症では施設の方が安い」など、氏の視点は、通常聞くような視点と違っていることが多く面白い。通常と異なるこ とを書いている人の多くはデータに基づいていなかったりすることが多いが、氏はデータを提示してくれるのでこの論文に限らず氏の著書は読む価値があると思 う。


 仙台往診クリニックの報告書
http://www.oushin-sendai.jp/download/pdf/c03/research/02.pdf


2015年3月1日追記


2/26のNHKクローズアップ現代で在宅ケアの特集あり。
http://www.jvnf.or.jp/newinfo/youbou111005-2.pdf

ついでに小児の在宅医療について調べてみた。

総論的な議論。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02945_01

厚労省も補助金出して整備しようとしているようです。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/zaitaku/dl/syouni_zaitaku_teikei.pdf

以下の以下のP.15に関連資料有。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/zaitaku/dl/syouni_zaitaku_teikei.pdf
長野の子ども病院ってなにかと有名ですねぇ。

そういえば、手稲時代の先輩が、小児の在宅やっているの思い出した。
http://www.toseikai.net/visitex/

法人内ベンチャー企業みたいなもんだよなー、やっているドバタさんも金を出す法人もどちらもすごいと思います。

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