2016年2月17日水曜日

英語 論文での、時制の使い方



<いきなりまとめ>  

 論文を書くときに、初めての人は、英語(日本語もか?)の「時制」で混乱することもあるとは思います。しかしまとめると結構シンプルで、下にまとめた通り、要は、自分(たち)が行った研究の説明や結果については過去形で、それ以外は現在 or 現在完了でOKと思います。

 

Introduction

現在 (Present)
一般的に受け入れられている事実を書くとき

例: “Smoking causes cancer.”


現在完了(Present perfect)
現在も認められている、過去の研究結果を書くとき

例: “Smoking has been shown to cause cancer.”

Methods


過去(Past)
自分が行ったこと(実験など)を書くとき

例: “We recruited 45 subjects for our study.”

Results &

Figure Legends


過去(Past)
自分が発見したことなどを書くとき

例: “We observed that the weight of…”


現在(Present)
図を参照するとき

例: “Figure 3 shows the increase in weight…”

Discussion


現在(Present)
一般的に受け入れられている事実を書くとき


現在完了(Present perfect)
現在も認められている、過去の研究結果を書くとき


過去(Past) 
自分が発見したことを書くとき

例: “We found that smoking increased the…”


現在(Present)
自分の研究結果が、当該研究分野に与える影響を書くとき

例: “These results suggest that smoking increases…”



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